突然親族が亡くなり、どこから相続手続きを進めたらよいか分からない、という方も少なくありません。
本章では、「相続の手続き」について簡単にご紹介させていただきます。
①死亡届の提出
親族が亡くなった際、まず初めにしなければならないことは「死亡届の提出」です。
死亡届は、被相続人の死亡を知ったときから7日以内に届け出をする必要があります。
②遺言書の有無の確認
次に、被相続人の遺言書の有無を確認しましょう。
遺言書があった場合、遺言書の種類によっては検認手続きを行う必要があります。
一方、もし遺言書がなければ、相続財産の調査や、相続人調査によって法定相続人の確定を行わなければなりません。
それらの調査結果をもとに、遺産分割協議書を作成することになります。トラブルを発生させずに遺産分割協議を行うこと、そしてその後もトラブルが発生しないように予防することが求められます。
③税金関係の手続き
最後に、忘れてはいけないのが「税金関係の手続き」です。
死亡日の翌日から10ヶ月以内に、相続財産に応じて、相続税の申告を完了させましょう。
司法書士 竹内康二は、相続問題でお悩みのお客様を、確かな知識と経験で力強くサポートいたします。
新区、中野区、杉並区、豊島区をはじめとして、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県にお住まいのお客様からのご相談に、広くお応えいたしております。
遺産相続の手続きなど、相続問題でお悩みの方は、当職までお気軽にご相談ください。
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