■成年後見登記とは
成年後見登記制度は,成年後見人などの権限の範囲や任意後見契約の内容などを登記簿に記録することでなされる登記を指します。
成年後見登記では、登記事項証明書を発行することによって登記情報を公示し、成年被後見人に代わる契約について、取引安全と取引の相手方の保護を図ります。
■登記されていないことの証明書
成年後見登記制度においては、成年後見人等の選任がなされていない場合には、「登記されていないことの証明書」の交付を受けることができます。
登記されていないことの証明書とは、成年後見制度の利用者を登記している、後見登記等ファイルに登記されていないことを証明する書面をいいます。
成年被後見人は弁護士や司法書士の欠格事由であるため、様々な資格の登録申請時に必要とされることがあります。
また、各種許認可等の申請の際にも、欠格事由と扱われるため、建設業許可、古物商許可、風俗営業許可などの許認可申請の際にも、必要となる場合があります。
司法書士 竹内康二では、新宿区、中野区、杉並区、豊島区を中心に、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の地域で、成年後見の終了と登記、成年後見の登記事項証明書、登記されていないことの証明、といった登記に関するご相談を承っております。
お悩みの際には当事務所までご相談下さい。
成年後見登記
司法書士 竹内康二が提供する基礎知識
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